キャリアの限界を感じた時がチャンス!『スキル?他者比較?自己比較?外発的要因から見えてくる自分の進むべき道』
こんにちは!
ジブンジク代表の岡村です!
今回は、
「キャリアの頭打ちを感じた時の打開策」
について文章を書き綴っていきます。
こんなお悩みありませんか?
- 成長実感を感じなくなってきている
- これまでバリバリ頑張ってきたけど、最近頑張れなくなってきた
- 目指したい人、憧れの人、ロールモデルがいない
- 周りの友人、知人の活躍を羨ましく思っている
- 働き方やキャリアを見直したいが、方法がわからず、足踏みしている
などのお悩みが当てはまる人は、キャリアの頭打ちになっているかもしれません。
こういった状態が続くと、人生の中で重要な時間を浪費してしまうことになります。
キャリアの頭打ちを感じる理由を内発的な要因と外発的な要因の2つに分けて、それぞれの打開策を書いていきます。
今回はその2つ目、外発的な要因についてお伝えしていきます。
少しでも変化のきっかけになると嬉しいです。
文章を書き綴っていきますので、ご一読いただければ嬉しいです。
連載: キャリアの頭打ちを感じる時の打開策
Contents
外発的な4つの要因と打開策
キャリアの頭打ちとは、
ある程度のキャリアの山を登ってきた社会人が、それ以上のステップアップを期待できなくなる状態
を今回は指します。
それが事実である場合もあれば、事実ではないけれども本人がそう感じているという場合があります。
その状態に至るには内発的な要因と外発的な要因があると考えられ、今回は外発的要因についてお話ししていきます。
外発的な要因1「スキルや知識の停滞」
ある程度スキルがついてくると、
新しいチャレンジが減り、できることをやっているこれまでの経験や知識を引き出しから出す状態
になってしまいます。
それによって、
ある程度の成果が保証されるものの、自分自身の成長実感を感じにくくなってきます。
「また新たな知識を習得したい」
「経験を増やしたい」
と思うものの、どれが自分に適した選択肢かわからず、一歩を踏み出せなかったり、突き抜けるまで継続できなかったりします。
打開策
そうなった場合は、
いくつかの選択肢の中からやり続けるというのも一つの手ですが、
・そもそも自分はどうなりたいのか?
・どんな自分でありたいのか?
・どういった影響を与えられるようになりたいのか?
などの自分の中でのビジョンの設計が有効です。
「自分の人生を主人公として輝く人を増やしたい」
というビジョンができた場合は、そのビジョンを実現するための手段はなんでも良いため、結果として自分の選択肢が増えたり、やりたいことが増えたりします。
本業でビジョンの実現を目指してもいいし、副業で新しいスキルを身につけることも有効になります。
「自分は何を目指しているのか?(Who)」が定まると、
「どのように(How)、何(What) を実現するのか?」
を身につけるのかが見えやすくなります。
さらに、新たな知識を習得するのではなく、「すでに培ったスキルを活かすことで実現できる!」という気づきになることもあります。
外発的な要因2「業務に対して意味づけができなくなっている」
- 実際にお客様に喜んでもらえる商品を売れていない、喜んでくれている実感がない。
- 自分のためではなく、会社のため、上司のためといった他者のために働いている。
- 誰もができる仕事をしていて、自分がやる理由がない。
などを感じながら仕事をしている場合も、キャリアの頭打ちを感じる要因になります。
打開策① 「異なる視点・目的を持つ」
イメージがつきやすいように『3人のレンガ職人の話』を紹介します。
↓詳しくはこちら
この物語は、
人々が同じ状況でも異なる視点や目的を持つことがあり、それが彼らの行動やモチベーションに影響を与えることを教えてくれます。
自分のやっている仕事が、
・目標達成のためにやっているのか?
・お客様を喜ばせるためにやっているのか?
・社会をよくするためにやっているのか?
を一度考えてみると、仕事に対してのやりがいを見出せる場合があります。
打開策② 「自分のやりがいは何かを知る」
上記のアプローチをしても、
お客様のためになっていない!というケースもあります。
そういった場合は、
「自分は誰のどんな課題を解決するとやりがいを感じるのか?」
を知るといいでしょう。
例えば、
「一歩踏み出すことができない人のチャレンジをしたい」のであれば、キャリア支援が向いているかもしれません。
「働く仲間がイキイキと働く環境を作りたい」のであれば、人事やマネジメント色が合っているかもしれません。
自分のやりがいを知ることで、それを満たす手段が見えてきます。
打開策③ 「やりがいを満たせる環境を見つける」
やりがいが見つかっても、
満たせない環境であれば、苦しくなっていきます。
そういった場合は、
やりがいを満たせる環境を自ら切り開いていきましょう。
具体的な方法は以下の通りです。
- 現職(異動)
- 転職
- 副業・複業
- 独立
- ボランティア
考え方としては、
0→100でやりがいを求めることも一つですが、やりがいをグラデーション的に徐々に増やしていく方法も一つだと思います。
外発的な要因3「他者比較というものさし」
友人がキャリアアップしている、活躍しているなどが気になっている時、
他者との相対比較によって、自分の立ち位置や価値を測ってしまう場合があります。
その場合では自分自身が成長したとしても上には上がいて、終わりのない際限のない競争になっていると感じてしまいます。
ドーパミン的な幸福はあるのですが、セロトニン的な幸福を感じない状態です。
他人と比較して「本当にこれでいいのだろうか?」と考えることは、自分の価値を知ることにも有効ですが、自分を苦しめていることにもつながり、時として自分にとっては毒になる場合があります。
打開策① 「この他者比較を作り出している根源を理解し、受容する」
他者比較が必ずしも悪いことではありません。
この価値観のおかげで、成長したり、努力することもできます。
ただ、過去(ルーツ)をたどると、
この価値観を形成してきた原体験と、価値観を強固にしてきた経験
があります。
そのルーツの誤解を紐解き、理解し、受容することが重要です。
その過程で、他者比較によって得られることと、失うことを今の自分の価値観で理解することができ、「今の自分は必要かどうか?」を取捨選択することができるようになります。
打開策② 「幸せの物差しを他者比較から自己比較に変える」
敢えて、他者比較をやめてみるというのも一つの手です。
1、自分自身の腹の底から望む幸せは何かを言語化する
この過程で、本当に大事な価値観や、今大切にしないと後悔すること
が見つかってきます。
2、言語化した幸せとの差分を感じる
この過程では、先ほど言語化した幸せと、今の自分との比較で
足りないこと、いらないもの、手放すこと
が見えてきます。
・今の自分の幸せな状態になるためには、どうすればいいのか?
・何を満たし、何を手放すとそうなれるのか?
・何から始めると、その幸せを感じられるのか?
という問いで、より一歩前に進めると思います。
3、自分の過去と比較する
自分自身の過去と比較することも有効なアプローチです。
過去の自分と比較すると、必ず変化していたり、成長していることがあります。
あの時よりもよくなっているな! あの時は苦しかったな。よく乗り越えたな。
などなど、過去の自分と比較をすることで、満たされる何かがあると思います。
・あの時の方が頑張っていたな
・あの時の方が楽しんでいたな
・あの時の方が夢中になっていたな
などといった感覚にもなるかもしれません。
そこにもヒントがあって、
・なんで頑張れていたのか?
・なにがあったから楽しかったのか?
・夢中になれていた要素は?
などと自分が頑張れたり、楽しめる要素や源泉を自分を知る機会になります。
要素や源泉を理解すると、
「今からその源泉を満たす方法は?」
と考えることができるようになります。
こういった気づきを得る機会になるので、過去との比較もおすすめのアプローチです。
外発的な要因4「目指す人、ロールモデルがいない」
・気づいたら周りがいつのまにか部下や後輩ばかりになっている
・優秀だと思っていた人が退職した
・いつも同じレベルや視野で話をしていて刺激がない
という状態になっていないでしょうか?
教えることや育成することから学びや成長につながることも多々ありますが、人から教えてもらうこと、導いてもらうことから成長することも多々あります。
後者が枯渇してきたタイミングで、頭打ちを感じることがあります。
打開策① 「一歩踏み出して人に会う」
同じような人と話していても、なかなか新たな視点を獲得することはできません。
会う人、話す人を変えてみるのは有効な手段かもしれません。
- 同業界のトップの人から話を聞く
- 全く違う業界の人にあって話を聞く
- 古くからの友人や恩師に会って話を聞く
このような行動をするとき、ただ会いたいという気持ちがあったとしても、「自分なんかが会っていいのか?」「話してもいいのか?」といったようなメンタルブロックがでてくると思います。
その場合は・今の自分が全力でお役に立てることはないかを考えて行動する
・未来の成長した自分が何かをお返しする
・貴重な時間、機会をいただく、感謝の気持ちを強く持つ
・一秒を無駄にしないように準備をする
などのマインドセットを持っておくと、一歩踏み出して人に会うことがしやすくなるのではないでしょうか?
人に会うことで新たな視点を獲得し、視野を広げてみましょう。
打開策② 「本を読む」
本を読むことで、ロールモデルに出会うこともあります。
- 自分が歩みたい人生を先に歩んでいる
- 漠然と描いているこうなったらいいな、という未来を明確に言語化してくれている
- 挑戦したいことを先に失敗をしてくれていて、経験をシェアしてくれている
など本を読むことで、実際に会えない人でもロールモデルになることがあります。
他者の知識・経験を自分のものにして人生を豊かにしていくために、本を読むという手段もおすすめです。
打開策③ 「空想上のロールモデルを見つける」
ロールモデルと聞くと、身近にいる人や憧れの人を想像するかと思います。
身近な人でなくてもOKですし、現実世界に存在していなくても大丈夫です。
例えば、歴史上の偉人や漫画の主人公などをロールモデルにすることも有効です。
もう一つ大事な観点は、完全一致でなく、部分一致でも効果的だという点です。
全てを当てはめようとすると、バックグラウンドが違ったり、得たいものが増えたりして、難しくなってきます。
自分の憧れる部分だけを切り取ってみましょう。
「どれだけ困難な状態でも決して諦めない精神」みたいな感じで部分を切り取って、自分の目指すべきロールモデルとして扱っていくと、自分の理想の言語化にも繋がっていくかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
前回のブログと合わせて、
- キャリアの頭打ちの内発的要因
- キャリアの頭打ちの外発的要因
- それぞれの打開策
ということを本文でお伝えしてきました!
長文になりましたが、みなさまの悩みや課題に対して、少しでも気づきや変化が生まれると嬉しいです。
こういった知識や考え方、方法がわかっても、変化を起こせないというお声もたくさん聴きます。
直接、無料体験セッションでお話しをお聴かせいただきますので、お申し込みくださいませ。
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それでは、
誰もがジブンジクを持ち、人生の主人公として輝きますように!
連載: キャリアの頭打ちを感じる時の打開策
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