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受講者様インタビュー

自己否定していた自分がセッションを通して『愛することの感覚を掴み、自分にも周りにも感謝を感じられるように』

価値観が多様化し、自分の人生を生きるためにブレない「人生の軸」をつくることが大切。そんな考え方で「人生の軸」をつくるマンツーマンコーチングコーチングサービス『ジブンジク』が企画する、実際にコーチングを体験した方へのインタビュー特集。

第八回は、自己否定型の自分と、今の会社に居続けることへの不安を抱き、ジブンジクをスタートした青木虹様。

自分を否定し、認められない、受け入れられなかった青木様が、セッションを受け、自分を俯瞰で見られるようになり、自分自身をとても大事にできるところまで変化。

セッションを通し、「愛する」ことの感覚を掴み、自分と周りに込み上げる感謝を感じられるほど180度変わった青木様のセッションとはどのようなものだったのでしょうか。

「ジブンジク」との出会い

僕は新卒で入った会社の、人材領域で仕事をしています。大きな会社なので、担当が細かく分かれている分業制です。それぞれが専門性を発揮していけるという意味で、企業としての価値は高いと思いますただ、自分自身は「転職の支援」しかできないということに、なんとなく物足りなさを感じ始めていました。

そこで、キャリアアドバイザーとして今の会社で力をつけて行きつつも、個人の支援をする違うアプローチ方法を探しました。そして、コーチングを知ったんです。コーチングの、その人の中にあるものを引き出して、前に進んでいくという考え方を知り、素晴らしいものだと思いました。

自分の経験上、人が変わるスイッチは、たくさんの情報のある世界にいても変われないことも多く、外的なものには限界があると思っています。一方で、内的な部分から溢れ出てくるものが、自分を動かすエンジンになるという実感があるんです。

コーチングをできるようになりたい!と思ったんですが、まずは自分で受けてみるのが大事だと思い、いくつか受けてみました。その頃に、会社の先輩から岡村さんを紹介してもらったのが「ジブンジク」に出会ったきっかけでした。

 

ジブンジクは究極の自己分析

岡村さんの体験セッションを受けて、すごくビビっときました!

いくつか他のコーチングも受けましたが、コーチが途中で入ってきて整理してくれる感覚で、思考の整理はされますが、逆にコーチに依存してしまうと感じました。

でも、岡村さんってほんと、僕の方に入ってこないんです(笑)  何も教えてくれないんですよね。超シンプルな問いを、ゆっくりゆっくり深いところへ問いかけて来るような、初めての感覚で、これぞ究極のコーチングって感じがしました。

体験セッションの後半の方では、岡村さんの問いを自分の中で咀嚼して、内観する、究極の自己分析のような感覚だったんです。僕が感じていたコーチングの魅力があったので、即決しました(笑)

 

自分や環境を受け入れられない葛藤

コーチングを受ける上で、向き合いたい自分の悩みもありました。

1つ目は、僕が自己否定型の人間だったことです。新卒1年目の時に、会社で最優秀新人賞をいただき、嬉しい反面、「本当に僕がもらって良かったのかな」「僕なんて全然ダメだし」という感覚があって、心から喜べなかったんです。自分を認められない、受け入れられないという感覚が、ずっとあったんです。

2つ目は、「このまま、この会社にいていいのかな?」という悩みです。会社の他の人は、転職や起業をする中で、たくさん学べることがあるけど、自分は本当にここにいていいんだろうか、と自分のキャリアに悩んでいました。

ジブンジクを受ける理由には、こういった自分のモヤモヤを晴らしたいという思いもありました。

 

「愛する」という言葉との出会い

1番印象に残っているセッションは、自分の中にある葛藤を紐解いていくところです。その時は、転職するかしないかというよりも、より抽象度を高めて、「青木虹として生きていくか、生きていかないか」という題材にしました。

そこを考えていくと、葛藤の統合点として、「自分を愛し続けられている状態」いう言葉が出てきたんです。 正直、僕はそれまで「愛する」なんて言葉は、ほとんど使ったことはありませんでした。だけど、その言葉が出てきて。「あ、自分ってこれ大事にしてたんだ」って、気づくことができました。でも、「愛」ってすごく抽象度が高く深い言葉で、「自分が思う愛って何なんだろう?」、「人生長いけど、それをどうやって表現していくんだろう?」という問いを、それから考えるようになりました。

 

それからもセッションを通じて自分に向き合い、「誰もが今を愛し、今に没頭している世界」という、自分のビジョンができました。もっと自分を受け入れたい、認めたい、愛したいという感覚が、初めて言語化できたんですよね。そして、きっと自分を受け入れられなくて苦しんでる人って、すごい多いんだろうなということにも気づきました。苦しんでる人たちの心を軽くし、自分自身を心から受け入れられる人が増え、その人に囲まれていたら最高だなと思います。そしてそれは、人材領域の仕事で体現でき、今の自分の仕事につなげられると思いました

今思うと、周りに転職や起業する人が多く、その人たちに引っ張られて、焦っている自分がいました。言ってしまえば、完全に「他人軸」。その状態で意思決定しようとしている自分は、すごく危うかったなと思います。改めて自分軸で考えた時に、すごく恵まれている環境にいることに気づいたので、会社を出ていこうという考えはなくなりました。

 

「自分」を大事に

セッションが終わってから変わった部分で言うと、自分をめちゃくちゃ大事にするようになったと思います。セッションの途中からその感覚はあったんですが、客観的な自分が、主観的な自分に対して、どう考えているか、どう感じているか、何が嫌なのかなど、自分をすごく俯瞰して見るようになりました。そうすると、他の人に対しても、できるようになっていく感覚がありました。まずは自分を満たさないと、人にも与えられないんだなと感じました。

もちろん、今でも自己否定してしまうことはあります。そんな時でも、自分を愛したい自分がいること、愛することに向かいたい自分がいると気づけるように、どうすればいいかを考えられるようになりました。

 

湧き上がる「感謝」

あと、当たり前かもしれないですが、「感謝」がめちゃくちゃ大事と、ジブンジクを受講して、より感じるようになりました。「今日1日、頑張ってくれてありがとう。」と、まずは自分自身に対して、感謝できています。

それから、自分の家族が、ここにいてくれてること自体がどれだけありがたいか、妻、両親、兄弟、友人に対しても、感謝がとても込み上げてくるようになりました。ジブンジクを受けて、実は1番変わったところなんです。

仕事って、自分のスキルや運も関わってくるので、転職などしない限りは、一気には変わりにくいですよね。でも、自分がどうやって家族や友人と関わっていくかには、スキルは必要ありません。自分のスタンスや行動が変われば、間違いなく相手に伝わるものがあるんです以前よりも、幸福度が高い人生を送れていると思います。

 

苦しんでいる自分も受け入れる

ただ、ジブンジクを受講し終わってから半年間くらいは、自分のビジョン・ミッションができたからこそ、そこに近づくことの大変さが見え始めて、苦しいなぁと思うことはありました。

その苦しさを、ジブンジクベース(ジブンジクを受講した人のコミュニティ)のメンバーに話してみると、「目標があるからこそ、そのギャップに苦しむのは当たり前。苦しんでいる自分自身のことも、認めてあげた方がいいんじゃないと、意見をもらったんです。葛藤を抱えている自分にも感謝しながら、前に進んでいける人生がいいんじゃないかというのが、今の僕の結論です。

自分軸を作って終わりではなくて、ジブンジクを受けたメンバーとの関わりも深いことが、とてもありがたいですね。同じような悩みを抱えている人と共有することによって、また自分の中で内観が深まって、より良い答えが出せるようになっています。その後も転職はしていませんが、個人担当から法人担当の部署へと、自分から打診して、異動を経験しました。 ジブンジクを受けてから、目の前の人の「アイデンティティ」と「リアリティ」を繋げられる人になりたいという気持ちが、とても強くなったんです。

自分の価値観があることは大切ですが、その価値観を優先するあまり、短期的なことばかりになってしまって、10年後、20年後に後悔する人生にして欲しくないんです。長期的なこともアドバイスできる人になりたいと考えて、今の担当への希望を出しました。

自分が何をやりたいかに従って、打診して、その打席に立てているような感覚がありますね。

 

自分を愛せない苦しみを抱える人へ

 

僕がジブンジクと出会って1番良かったことは、「愛する」ことが何なのかという感覚を、すごく掴めたことです。人生のど真ん中はそこで、そこから色々なことが発展していく、人生の基盤だと思っています。

自分を愛せないと、他人も愛せない。自分を愛するためには、自分を知ることがめちゃくちゃ大事。自分を知ることは、全てを取り払った赤ちゃんのような自分を理解して、受け入れて、それをどう磨くかということだと思います。

自分はどこかで自分を受け入れられなかったし、否定する気持ちが強い人間でした。でも、ありのままの自分を愛し、受け入れることで、自分の周りの世界が変わっていくことを実感できました。自分を愛することができなくて苦しんでるなって少しでも思う人には、ジブンジクを受けてみてほしいと思います。

 

[取材構成編集/文]
廣井勇也

[編集/イラスト]
株式会社ヒトト製作所

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