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受講者様インタビュー

自分軸ができると楽しさやワクワクが溢れてくる。葛藤を統合して『ありのままの自分に』

価値観が多様化し、自分の人生を生きるためにブレない「人生の軸」をつくることが大切。そんな考え方で「人生の軸」をつくるマンツーマンコーチングコーチングサービス『ジブンジク』が企画する、実際にコーチングを体験した方へのインタビュー特集。

第六回は、「ジブンジク」のコーチとして働く竹屋 賢聖様。

前職は自動車メーカー。「心の底からやりたいこと」を探すために退社。偶然、検索した「ジブンジク」という単語で本サービスと出逢いました。

セッションを通し、相反する「自分を超越したもの」と「自分の欲望」のせめぎ合いの葛藤を1つにすることで、大きくその後の視点や姿勢が変化しました。

セッション終了後も、自分自身が大きく変化していることを体感し、自分の内面の感覚や感情を俯瞰的に掴む力、内観力をつけることが出来たそうです。

竹屋様の感じた他のコーチとは次元の違うコーチングとはいったいどのようなものかについて一緒に考えます。

「ジブンジク」で検索し、偶然の出会い

「ジブンジク」に出会ったのは、勤めていた自動車メーカーを辞めて、半年くらいが経つ頃でした。当時は仕事から離れて、毎日Zoomで色々な人たちと出逢い、自分なりにビジョンやミッションを作って、さあこれから何をしようかと考えていた時期でした。子どもの教育に関わりたいな、コーチングもいいけど何となく違うな、など色々考えてはいたんですが、まだ決めることはできていませんでした。

 

そんな中、もし自分で会社を作るなら、「ジブンジク」と言う名前にしようとふと思ったんです。そこで、「ジブンジク」と検索してみると、既に先にやっている人がいました。それが岡村さんだったんです。

「あ〜もう誰かやってるじゃん(笑)!」と思いながら、ホームページの内容を見てみると、岡村さんのビジョンやミッションが、自分が考えていたこととほぼ完全に一致していて、「こんなことあるの!?」と本当に驚きました。そして、すぐに岡村さんにコンタクトを取りました。

 

話をさせてもらうと、自分が知っていたコーチングとは全く次元が違いました。しかも、自分の想いや願いと深いところでつながる感触がありました。「これは間違いない!」と思い、コーチングを受けることに決めました。

 

別次元のコーチの「在り方」

コーチングについては、それ以前にも、他のコーチから体験セッションなど受けたことはありましたが、あまりピンと来ていませんでした。言っていることは分かるけど、頭だけで考えているような感じで。自分はより深い部分で、腹の底から納得できるものを求めていました。

 

ただ、岡村さんは全く違いました。一言で言うと、他のコーチとは「在り方」が違う。存在がただそこにある、大仏のような感じで、全てをそのまま受け止めてくれる。相手に向き合う姿勢が別格でした。

 

また、「ジブンジク」のコーチングでは、自分の頭・胸・腹が一致する感覚を大事にするんですが、それも自分にとっては衝撃でした。僕は合気道を10年以上やっていて、呼吸における丹田(へその下の下腹部)の感覚を大切にしていました。まさかコーチングの領域でも扱うとは思ってもみなかったですね。どの領域であっても深い次元でつながりあうものだと思っているので、そういったところも含めて、「ジブンジク」には、いつか絶対に出会う運命だったんだと感じます。

 

相反する葛藤を1つに

コーチングセッションを通じて、自分の変化を1番大きく感じたのは、インサイトマップと呼ばれるものを活用して、自分の葛藤を統合していった部分です。

言葉で表すのが少し難しいんですが、僕はずっと、「自分を超越したもの」と「自分の欲望」のせめぎ合いに苦しんでいました。平たく言うと、自我を俯瞰して見た時に、「美味しいものを食べたい」みたいな自分の欲求を、卑しいものだと捉えてしまうというような感覚です。これらは交わることのない、相反するものだと思っていました。

 

しかし、岡村さんとのセッションを通じて、実はその2つは、自分の奥底でつながっているということに、はっきりと気づくことができたんです。「自分の欲望」を深く潜って辿っていくと、実はそれは、自分の核となる部分から出てきている。つまり、自分では対立すると思い、長年苦しんでいたものは、元を辿ると根源は同じでした。今まで2つあった軸が、まさに1軸に統合された感覚になりました。

 

それからは、自分の人との接し方にも変化がありました。それ以前は、「自分とは違う」と感じたものを拒絶してしまっていましたが、それを受容できるようになりました。「白か黒か」ではなく、「白も黒も、元は同じ」という感覚です。平面的な視点から、立体的な視点になったとも言えると思います。そして、以前よりも多種多様な方々と関わることができるようになっていきました。

 

「自信」が「確信」に

そうして内面が変化していくとともに、自分の環境にも、具体的な変化がありました。「ジブンジク」のコーチングを受け終わる少し前に、教育系NPO法人での仕事を見つけました。その求人を見つけた時、「ここに行く」というのが、自分の中で分かったんです。まだ面接も受ける前でしたが、「ここにいくよ!」と友達にも言っていました(笑)そして、面接を受けて、実際にそこで働き始めることになりました。

 

これは一例ですが、「自信」が「確信」になったというのが、「ジブンジク」のセッションを終えてからの大きな変化ですね。「自信」には、それをロジカルに説明できる理由があるんですが、「確信」には理由がないんです。「たしかに赤もいいけど、でも俺は黄色だから。」というような、根拠はないけど自分はこれなんだ!という感覚。そこにロジックはないんですが、自分の中では決まっているんです。前から物事をパパッと決められるタイプではありましたが、本当に迷いがなくなりました。

 

「ジブンジク」は「出発点」であり「回帰点」

ただ、実はその後、全てが順風満帆に進んでいったわけではありませんでした。

セッションを受け終わってからは、自分のエネルギーが宙に浮いてしまっているような感覚が度々ありました。自分の描く理想はどんどん膨み、アイディアも湧いてくる。その一方で、現実とのギャップは大きくなり、ふわふわと地に足が着いていないような感じです

そんな感覚を持ちながらも、現実を前に進めていくために、いくつかの仕事を同時並行で、昼夜問わずに猛烈な勢いで進めていきました。しかし、ある日突然、仕事が何も手につかなくなってしまったんです。何もやる気が起きず、全てが空っぽになってしまいました。

 

この時、もっと地に足を着けないとダメだと気づき、改めて自分の軸に立ち帰りました。そして、「ジブンジク」を通じて作った自分のミッションやビジョンに改めて素直に向き合い、それをアップデートしていくことで、立ち直ることができました。

 

今の自分の軸は、実はこれまでに4回更新しています。「ジブンジク」は、出発点であり、回帰点なんです。「ジブンジク」は、認知の変化が最大の魅力なので、軸を作ったら、それを現実世界に落とし込んでいく必要があります。行動して、何か壁にぶつかった時に、立ち返る場所になる。「ジブンジク」の凄さって、自分の軸を作ること自体もそうなんですが、自分の軸ができた後に、楽しさやワクワクが自然と溢れてくるところなんですよね。

 

ありのままの自分に戻っていく

セッションが終わってから1年半ほど経ちましたが、自分自身が今人生で1番大きく変化しているのは間違いないです。ただ、それは別人に変わっていっているというわけではなく、ありのままの自分に戻っていっている感覚です。

自分だけにある才能が何かを自覚して、そこで生きていこうとしている。だからこそ、そんな風にして生きようとしている人々との出会いもあり、可能性が開けていく。そんな良い循環に入っていると思います。

 

また、自分の内面の感覚や感情を俯瞰的につかむ力、つまり、内観力が相当つきました。これは、自分の軸ができること以外に、「ジブンジク」を受けてよかったことですね。これから生きていく上で、自分にとって大きな力になると思います。

 

一人では向き合えないことに、一歩踏み出す勇気を

 

自分の軸で生きていくには、どんな人にも「恐怖」があると思います。ありのままで生きていきたい自分がいる一方で、それを全て出してしまうと、誰かに拒絶されたり、逆に誰かを傷つけたりしてしまうかもしれない。そういった気持ちが、自分軸で生きることへのブレーキになってしまう。ここに向き合うことは、人によってはかなり抵抗があると思います。自分も、向き合うことへの怖さがありました。

 

今、何か壁にぶつかっている方には、それでも勇気を持って、一歩踏み出してみて欲しいです。自分一人では向き合いきれないようなことにも、コーチがいるからこそ、勇気が持てる。今までずっと出せてなかった、友達に言ってみたけど受け止めてもらえなかった、そういったことでも、全てを吐き出すことができる。それを出し切った先には、全く違う感覚になれている自分がいます。

本当の自分自身に気づき、少しずつでもそれを受容することができる。その本当の自分の感覚で、次にどう踏み出すかを決めることができる。この過程は、これからの人生において、本当に価値があると思います。「ジブンジク」には、安心して何でも話せるコーチがいるので、是非一歩勇気を出して踏み出してみてください。

 

 

[取材構成編集/文]
廣井勇也

[編集/イラスト]
株式会社ヒトト製作所

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