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受講者様インタビュー

仕事もプライベートもうまくいかなかった原因「~すべき」の呪縛から抜け出す!「頭で考えず、自分の気持ちに耳を傾ける」

価値観が多様化し、自分の人生を生きるためにブレない「人生の軸」をつくることが大切。そんな考え方で「人生の軸」をつくるマンツーマンコーチングコーチングサービス『ジブンジク』が企画する、実際にコーチングを体験した方へのインタビュー特集。

第七回は、人生のどん底期にジブンジクと偶然出会った松村果奈様。

「将来のために仕事を頑張るべき」という気持ちと、「こんなに辛い思いをしたくない」という気持ちを整理するためにコーチングを受けることに。ジブンジクと出会ったことで、自分の中の「~すべき」と「~したい(したくない)」の葛藤に気づき、周りの人も驚くほどのポジティブな「捉え方」に変化したそうです。

できない理由を並べるネガティブ思考だった松村様の物事の捉え方を変化させたセッションとはどのようなものだったのでしょうか。

人生のどん底で出会った「ジブンジク」

私が「コーチング」の存在を知ったのは、大学生の時でした。就活で悩んでいた時に友達から「コーチング受けてみたら?」と言われ、実際に受けてみると自分の内側にあるのに言語化できていなかった価値観を引き出すことができる感覚がありました。

 

その後はコーチングを受けていませんでしたが、1年前に仕事もプライベートも本当にうまくいかない、人生どん底な時期が来て、なんでこんなに辛い思いしながら仕事頑張ってるんだっけ?と思い、仕事を辞めようか考えていました。

ただ、仕事を頑張らないと将来が不安な気持ちと、こんなに辛い思いしたくないという気持ちの両方があり、どうしたらいいのか分からなくなってしまいました。

転職活動をするにしても、今の状態で人材紹介会社へ相談に行っても、納得した転職活動ができないと思ったんです。なので、転職活動を始める前に、自分の気持ちや価値観を改めて整理したいなと思って、またコーチングを受けることにしました。

そんな時に、ちょうど岡村さんのnoteを見つけたんです。「ジブンジク」のホームページも見てみると、その時の私にぴったりで、「やってみたい!」と思いました。

 

求めていた「人生の軸」を作るというゴール

私の場合、仕事選びの軸を作りたかったので、「ジブンジク」の「人生の軸を作る」というゴールが明確なところに惹かれました。

私にとって仕事は人生の大事な一要素で、「何のために生きるのか?」つまり、人生の軸=仕事選びの軸 にも繋がると思ったんですよね。当時は、人生の軸ってなんだっけ?状態だったので、そこを決められたらいいなと思いました。

無料の体験セッションを今すぐにでも受けたいと思い、迷わず申し込みました。そして、岡村さんのコーチングを受けてみると、「そう!それそれ!」みたいな感覚で、すごく自分の中で気持ち良かったんです。ただ、実際にセッションするのは違うコーチだと聞き、少し迷いましたが「かなさんに合うコーチがいるんですよね」と、岡村さんが仰って、岡村さんがそう言うならお願いしよう!と、受けることに決めました。

本気で自分と向き合うならある程度の投資は必要だし、お金をかけるからには、絶対に無駄にしないようにしようと、最後はもう勢いでしたね(笑)

 

本気で「ど真ん中」に向き合うコーチ

実際に始まってみると、コーチのともみさんはとても寄り添ってくださって、自分のこと以上に、私のことを考えてくださっているなと感じました。

 

特に印象的だったことが1つあったんです。「ジブンジク」を受けている期間中に、友人との関係でセッション前日にモヤモヤすることがありました。当日、私はいつも通りセッションをしてもらおうと思い参加したんですけど、「今週どうだった?」という話から、前日のことがまだ自分の中で消化できてない話をしました。ともみさんは、「じゃあ今日はセッションやめて、それ話そうか!」と言い、「ジブンジク」とは関係のないテーマでコーチングをしてくださったんです。ともみさんとしては、モヤモヤした不安定な状態だと自分の本当の気持ちが出てこないからスッキリさせてからの方がいいとのことでした。

その時に、「ジブンジク」のサービスの価値は、ただセッションをすることではなく、岡村さんが仰っている「ど真ん中」に腹落ちした状態を作ることにあるんだと、本気でそこに価値を置いているサービスなんだと感じました。

 

頭で考えずに、体で感じたものを言葉に

「ジブンジク」を受けてみてびっくりしたのは、頭で考えるのではなくて、胸や腹で感じることを大事にすることでしたそこがすごいなと思いました。普段は、頭で考えて答えを出すことが多いんですけど、「ジブンジク」のセッションを受けている時だけは、頭ではないところから湧き出る感情がたくさんあって、これが自分の奥底にある、本当の感情なんだなという、初めての感覚でした。

そんな中でも難しかったのは、自分の葛藤を統合していくパートです。言葉は出てくるんだけど、それをつなげていくと「あれ矛盾してない?」と、すぐに頭が働いちゃうんです。でもそんな時は、ともみさんが私から出てきた言葉がきっと100%の言葉じゃないと感じた時には、「しっくり来ますか?」と質問をしてくださいました。そうするとまた私も改めて考え、自分への問いかけを何度も繰り返していき、心から納得がいくまで、自分に向き合うことができたんです。

 

心の底から目指したいビジョンの完成

自分のビジョンを定めていったセッションは特に印象に残っています。短期的な目標から最終的な目標まで、どんな人生を歩んでいきたいか、自分の未来について考えました。

普段は、思考の癖で過去の経験から答えを出すことが多かったんです。今はまだないものとか、未来のことを考えるのがとても苦手で、すごく難しく感じましたが、ぽろぽろと出てくる自分の言葉に驚かされました。自分の内側の想いが初めて出てくる新鮮な感覚でした。本当はこうなりたいんだ!という、自分でも知らなかった自分が見えたんです。

そして、「不健全に苦しむ人がいない、前向きなエネルギーが溢れている世界」という、自分だけのビジョンが出来ました。自分の性格上、多くの人に価値を提供したいとか、広く影響を与えられる人間になりたい気持ちはあんまりなくて、、でも、その気持ちはないのに多くの人に価値を届けられる人の方が価値が高いから、それを目指さないといけないんじゃないか、っていう葛藤があったんです。

それを紐解いていった時に出てきたのが、自分は、自分の身近にいる人たちを幸せにしたいということです。そして、その人たちがまたその周りの人たちを幸せにする。そうして、前向きなエネルギーや幸せが世界に広がっていくのが自分の理想だなと思ったんです。

この答えが出た時は、自分自身が影響力の大きな人にならなくとも最終的に多くの人を幸せにできるとホッとしましたし、心の底から目指していきたいと思いました。

 

周りの人も驚くほどの、ポジティブな「捉え方」

「ジブンジク」を受けて、自分が1番変わったなと思うのは、物事の捉え方です。

私はかなりのネガティブ思考だったので、うまくいかないかもしれない、失敗したらどうしようと、できない理由をどんどん並べていました。苦しいなぁと思うことに対して、以前の自分は、「本当に私ってこんなに頑張りたいんだっけ?」とか、「頑張らなくてもいいんじゃないか?」とか、色々考えてしまっていたんです。

でも今は、ネガティブなままでは身近な人を幸せにできないと思い、全ての事象をポジティブに捉えるようになりました。

「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、ネガティブな言動をしている人の周りには、ネガティブな人が集まってしまうと思うんです。自分がネガティブな言動をしていたら、ポジティブな人のエネルギーも奪ってしまうし、周りにネガティブが連鎖していってしまう。私は周りの人を幸せにしたいので、そんな自分を今すぐ変えたい!!変える!!と思いました(笑)

会社の先輩から「前よりも強くなったね」と言ってもらえたり、高校時代の友人にも「最近変わったね」と言ってもらえたりしました。周りの人が変化を感じてくれているのは、とても嬉しかったし、自信にもなりましたね。

物事の捉え方が変わった結果、結局転職はしていません。今の会社では、多くの業務を任せていただいているので、正直大変だなと思うこともあります。でも、今はいい意味での苦しい経験をたくさんして、ひとつずつ乗り越えていきたいと思っているので、とても充実しています。

身近な人が困っている時、悩んでいる時に助けて、幸せにするためには、自分が苦しい経験をしないと、苦しんでいる人の気持ちを理解してあげられないと思うので、そのためには今の経験は、必要不可欠だと思っています。

 

自分の気持ちに耳を傾けること

今思うと、以前の私は周りの目を気にしすぎるところがあって、こんな人になれたら周り人から認められるとか、こうした方がより価値がある人になれるとか、「〜すべき」という外からの声にとらわれてしまうところがありました。でも、自分の「~したい」は本当は違うのにとモヤモヤして前に進めず、動けなくなってしまっていました。

それが、しっかりと自分の気持ちに耳を傾けて、「~したい」の方向に歩きはじめてみると、ぐっと前に進めるようになったし、進みの早さも全然違うんだなと、今は感じています。自分の内側に問いかけること、自分の本当の声を聴くことは、すごく大事なことなんだなって思いますね。

 

 

[取材構成編集/文]
廣井勇也

[編集/イラスト]
株式会社ヒトト製作所

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