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コーチインタビュー
第3回 代表岡村が語るジブンジク創業の原体験とビジョン

ジブンジクは「人生の目的」を創り出す究極のコーチングサービス

価値観が多様化し、自分の人生を生きるためにブレない「人生の軸」をつくることが大切。そんな考え方で、「人生の軸」をつくるマンツーマンコーチングサービス『ジブンジク』が一体どのような思いで生まれたのか、代表の口から語ってもらいます。

ジブンジクのサービスを提供している、アイデンティティベース代表の岡村優介。「ジブンジク」を2020年5月1日にリリースし、1年が経過し順調にジブンジクを持つ人々を増やしています。

第一回では、代表の岡村に大きく影響を与えたきっかけの一つ目である両親のお話

第二回では、影響を与えたきっかけの二つ目であるボランティアと、そして自分の内側の変化についてお話

最終回である今回は、1人1人が自分の軸をちゃんと持ってていて、主人公として生きるためにジブンジクのセッションで大事にしていることを話してもらいます。

ジブンジクは「人生の目的」を創り出す究極のコーチングサービス

「ジブンジク」のサービスを一言で言うと、「人生の軸を作る、マンツーマンコーチングサービス」だと思っています。

一般的にはコーチングとは『目標達成の技術』であります。

例えばキャリアアップというテーマで、ゴールを年収100万円UPに設定したとしたら、まずは現状を把握し、どのようにギャップを埋めていくかをクライアントと対話を通じて目的地まで伴走していくイメージだと思います。

一方、ジブンジクは、『目的設定の技術』です。
目標達成やゴールの達成をどのように実現するかに重きを置いておらず、そもそもどのような人生を生きていきたいのか?

人生の目的を設定することに重きを置いています。

  • 「自分がどこに向かいたいのか」という未来(WILL)の観点
  • 「そこに対して、どうやって実現していくのか」という実現までのイメージを現在(CAN)から鮮明にしていく観点
  • 「どのような価値観を大切にしているのか」という源泉となる部分を「過去(PAST)」から明確にしていく観点

これら対して、1つ1つ丁寧に自分の中の言葉で共に紡いでいき、自分自身で練り込んだ言葉の先にあるのが「人生の目的」であり、日々の選択1つ1つに「輝き」を生み出してくれるエネルギーとなるのです。

「アイデンティティ」や「存在論」というような、世にあるコーチングではあまり扱っていない、究極の領域にフォーカスして「どうやって明確にしていくのか?」という解決策までサービス化したのが「ジブンジク」です。

僕自身が、「自分がどう生きたいんだろうか」「何者としてどう生きたいのか」とずっと考えていました。一貫した生き方ができるようになったのは、「人生の目的が明確に言語化出来ていたこと」が大きいということが分かったんです。

「じゃあ、それって皆さんにどうやったら届けることができるんだろう?」と考えるようになり、日々思考して行動していった先に出来上がったのが、「何者としてどこに向かうのか」という人生の目的を言語化するコーチングサービス「ジブンジク」にたどり着いたのです。

「自分を見つけたい」「自分らしく生きたい」というような、人生への願いを持って生きている人は多いと思いますが、「じゃあ、どうやって見つけたらいいの?」と、ここの解決策を見つける段階で多くの方がストップしてしまうんじゃないかと思いました。

だからこそ、”多くの人が悩んでいて、答えを探しているけれども見つからない”と迷路のような悩みに対して、「解決策があることを伝えたい、提供したい!」という想いがあるんです。

 

「人生の主人公として生きる色」は十人十色だからこそ、輝きあって新たな彩りが生まれる

「自分の軸には、人それぞれ違う彩りや輝きがある。」

多くの方々と向き合い、ひしひしと感じています。

例えば、「世界を変えたい貧困をなくしたい!」というようなビジョンや軸もとても素晴らしいと思いますし、「理想の組織チームを作りたい!」「家族を幸せにしたい!」「まずは自分が自分らしくありたい!」という想いも素晴らしいんです。

1人1人が自分の軸をちゃんと持っていて、主人公として生きているということが個人的には一番大事だと思っています。「他人や社会から見たらこうあるべきだろう」と、他人軸ではなく「自分はこういきたいんだ!」と自分軸で生きることが大事です。

それと、人という生き物は1人で世の中を生きていけません。社会との交わりや仲間との交わり、会社との交わり。1つ1つの環境やコミュニティで、1人1人が持つ自分の軸のさまざまな彩りが共に輝き合っていける状態が理想だと思います。

 

“輝き合う”ことのイメージでいうと、「こんな社会を作りたい!」というビジョンを持っている人に共感する人が現れて、「私はこれが得意なんだよね!」「私はこれが好きなんだよね!」「私はこれが出来るんだよね!」そういった声がお互いの彩りある軸同士で共鳴する感じで、背中を守りあうような状態です。

1つの赤しか持ってない人が、他の人の彩りを加えることで、青と緑などの新しい彩りを生み出すことができること、それらが輝き合っていく先には、「虹色のカラフル」な状態が生まれるんんじゃないかなって思うんです。

そんな輝き合いがどんどん生まれて、それが広がってくような世界観を目指しています。

 

人生の軸を創ることは”終わり”でなく”始まり”

はやいことに、「ジブンジク」を本格リリースしてから約1年が経過しました。

価値提供をさせてもらって感じることは、「自分の人生の軸を創ることは”終わり”でなく、”始まり”である」ということです。手前味噌ながら、「人生の軸をつくり、主人公として輝く」ことにお役立ちするという価値提供は出来ていると感じています。満足度という観点で見れば、本当に高い満足度を頂くことが出来ております。

ジブンジクを通じて、一番意義を感じるところは、ジブンジクをつくり終えた後の受講生のみなさまの生き方や生き様です。それぞれの人生の軸を苦労がありながら、生きていく姿はまさに主人公。ジブンジクを基準に人生を主人公と輝いて生きているっていう姿を多くの方々に見せて頂いているんです。

 

例えば、ビジョンの実現に向けて、短期・中期・長期 という風に3つにキャリアステージを分けるのですが、受講後の6ヶ月くらいで、短期の項目を全てクリアして、中期のチャレンジに入っている方がいらっしゃいます。ジブンジクのセッション中では、「中期の目標は10年以内に挑戦できたらいいね」と話している内容であり、それをたった6ヶ月で挑戦している姿には、いつも胸が熱くなります。

しかも、それが1人ではなく約30%くらいの方がその状態になっているんです。

いつもいつも胸が熱くなり、自分ももっと頑張りたい!と刺激を受けます。まさにジブンジクが掲げるビジョンである「誰もがジブンジクを持ち、人生の主人公として輝き合う世界」を小さく体現していることが何よりも誇りであり、本質的な価値だと思っています。

ただ、僕が創業時に抱いたビジョンの世界に対して行き届いているかと言うと、0.1%くらいなんです(笑)「世界観という基準」で言うとまだまだ出来ていません。そういう意味では、自分の人生を主人公として生きたいと願う人たち全てに、ジブンジクのサービスを届けていき、「輝く人生」を歩む人同士が輝き合っている世界を創っていきたいですね。

 

ジブンジクのセッションで大事にしている「在り方」

僕はジブンジクのセッションで大事にしてしている在り方や考え方は、2つあります。

1つ目は、「クライアントが自ら掴み取る」ことです。

目指しているのは、クライアントが「自己一致」した状態です。誰かから人生の軸の答えを教えてもらって腹落ちすることってなかなかないと思うんですよね。自分が腹の底から「これが大事である」と自身の中で一致する状態を目指しています。

 

一概には言えないですが、コーチングというサービスは「依存型」になりがちなところもあるかと感じています。「コーチがいてくれるから答えを見つられる」「コーチが励ましてくれるから力が湧いてくる」みたいな状態になりがちかなって思っています。

これはこれで素晴らしい関わり方ではあると思いますが、「人生の軸を創る」というセッションで言うならば「自立型」「自分で立つ」「自分を律せられる」状態を目指しているので、「クライアント自らが掴み取る」ということをセッションの中で大事にしてます。

なのでセッションでは、「こうしたらいいですよ!」「こうじゃないんですか?」というような、アドバイス的なアプローチをするというよりは、自分の内側から深く内観して「これだ!」という納得感ある自身の答えを見つけてもらうことを大事にしています。この感覚を掴み取っていただける伴走を心がけて、常日頃からセッションに向きあっています。

2つ目は、「軸を創った瞬間の満足度ではなく、創り終わった後の生き方の満足度」を大事にしています。ちゃんと数ヶ月後も自分の人生の軸を持って生きれている、そういった実感を持って日々を歩んでもらえるような深い気づきを掴み取ってもらうことを大事にしています。

だから常に意識して大事にしていることは、クライアントのことを「信じて待つ」んです。「自分の人生の主人公としたい!」とクライアントの想いを叶えたいからこそ、深い問答を乗り越えて、自ら掴み取っていただきたいんです。

その為には、まずは僕自身が「必ず自身で納得感ある答えを掴み取れる」ということを信じて関わることが大事だと感じています。時間や回数の制限を設けずに「信じて待つ」という在り方を徹底するようにしています。

そのおかげかは分かりませんが、ジブンジクのセッションを受けていただいたほとんどの方がモチベーションを持続してビジョンに向けて歩んで下さっております。

 

「ジブンジク」を検討されている方々へ

繰り返しになりますが、ジブンジクを通じてお届けしたい価値は、

  • 「人生の軸を創り、主人公として輝ける日々を歩めること」
  • 「腹の底から生きたい人生の主人公として生きれること」

だと思っています。

 

  • 「人生の目的はなんですか?」
  • 「幸せな人生を歩む為に、心から望んでいる日々を歩めていますか?」
  • 「日々、大事にしている価値観は何ですか?」

こういった1つ1つの問いに対して、自分自身で納得感いく答えを掴み取っていくことこそが「人生を主人公として生きること」に繋がると感じています。

ただ、この領域は自分一人で向き合うことが難しいというのも事実あります。だからこそ、ジブンジクを通して、まずは「ジブンジクを持ち、主人公として輝く」
そしてその先に、共に主人公として輝きあう生き方を歩んでいけたら嬉しいです!

 

 

[取材構成編集/文]
鈴木友也

[編集/イラスト]
株式会社ヒトト製作所

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