価値観が多様化し、自分の人生を生きるためにブレない「人生の軸」をつくることが大切。そんな考え方で、「人生の軸」をつくるマンツーマンコーチングコーチングサービス『ジブンジク』では、実際にコーチングを体験した方のインタビュー企画をスタートしました。
第二回は、大手人材会社から転職し、現在はスタートアップで転職エージェントとして働く工藤久志(くどうひさし)様。
前職では職場の環境的な問題から、今後の自分の人生について大きな不安を抱えていた工藤様。コーチの岡村との出会い、オンラインなのに隣で相談しているかのような感覚のコーチングや、その過程で得たコーチとの深い信頼関係のおかげで、受け身の自分から主体的な自分へと大きく意識が変わったそう。
「自分の人生はこのままで大丈夫か」という不安を解消するコーチングとはいったいどのようなものかについて一緒に考えます。
Contents
「このまま働いていて大丈夫か?オレの人生」
今からちょうど2年前のある時に思ったんですよね。
「このままここで働いてて大丈夫か?オレの人生?」
その時に働いていた会社は環境的にたくさんの課題がありました。
具体的には、口を開けばお客さんへの想いや仕事への誇りではなく、愚痴や「仕事が嫌い」というネガティブな言葉ばかりが蔓延している。
さらには、お客さんに届けている売り物が、心から良いものとは思えてなかったこと。
一体誰のために働いているのかわからない。さらにその環境や仕事のせいにしている自分自身にも不満を感じていました。
そう感じ取ったと同時に「オレ、これからもこれをずっと繰り返すんちゃうかな。」という猛烈な不安に駆られました。
何とかそのモヤモヤ感を払拭するきっかけを得ようと思い、キャリアコンサルタントの資格獲得に向けて動き出したんですが、でも、その過程の中で「資格をとるだけでは、このモヤモヤの根本的な解決にならないのでは?」って思い始めていたんです。
コーチとの出会い
たまたま一緒にそのキャリアコンサルタントの資格の講座に通っていた方から「ジブンジク」のサービスを紹介してもらいまして。
公式HPに記載されていた「こんなモヤモヤを持った方はぜひ」という文章を見たら「これ全部、オレに当てはまってるやん!」と驚愕しました(笑)
「そうそう、これがしたかったんですよ!」という感覚でした。
それが、ジブンジクの代表の岡村さんとの出会いのきっかけですね。
一瞬で感じた「深く向き合ってくれる」という確信
岡村さんとの、最初の無料体験セッションの時のことは今でも凄く覚えています。
その時に感じたことは、「WEB上でもこんな空気感出せるのか!」ということでした。
対面ではないオンラインでの面談なのに、「隣にいる」という感覚を一瞬で感じたんですよね。
対話した時「ここまで深く向き合ってくださる人ってこの業界にいるのか」「これだけの深さで向き合ってくれるのであれば岡村さんにかけてみよう」って思えたんですよね。
最初はぶっちゃけ懐疑的でして(笑)オンラインでコーチングとか出来るの?!って思ってたんですけどね。
岡村さんとオンラインで対面した瞬間、その考えは吹き飛んでました。
言語化を「待つ」コーチ
岡村さんは、何よりも「待ってくれた」んですよね。
これに尽きると思います。もう大感謝でしかないです。
他の受講している方に比べて、僕は言語化に物凄く時間がかかったタイプだと思うんですが、どんな場面でも全部信じて待ってくれたんですよね。
「僕の為に待ってくれている」というのが、画面越しに凄く伝わってきて、その積み重ねが岡村さんへの「全幅の信頼」へとつながっていったんだと思います。
最初は正直、僕が考えこんでいる時間が長くて「申し訳なさ」を感じていました。
「早く答えを出さないと!」と焦りのような気持ちがありましたが、岡村さんが信じて待ってくれているからこそ、「自分が心から納得できる答えが出るまで向き合おう」と思えるようになっていきました。
それに伴い、次第に「またセッションで会って話せるのが楽しみだな。」
という感覚に変わっていきました。
自分を信じているから相手を信じられる
「自分の可能性を信じているからこそ、誰にでも可能性があると信じていられる」
これは、セッションの折り返し地点で行き詰まった時に、岡村さんからもらった『心が震えた言葉』です。
「信じて待ってくれている。」というメッセージを感じることができ、物凄く嬉しかったのを覚えています。
岡村さん自身が『自分の可能性を信じること』を体現されていたことも大きかったと思います。
僕に対しての姿勢にブレがないことから「この人、本気やな。」って感じました。
だからこそ、「僕自身も本気になろう!」って決意できたんです。
「受け身の自分」から「主体的な自分」へ
僕、ジブンジクのセッションを受ける前は『軸なし・ビジョンなし』人間だったんです。目の前に起こることを、ただただ選択する人生でした。
そこからセッションを通じ、自分の軸がつくれたことで180度変わった感覚があります。自分の目的、意志、ビジョンを持って日々の選択が出来るようになり、「自分の人生を歩んでいるという感覚がある」状態になったことがとても大きな変化だと思います。
セッションを始める前の「あの人が、あの環境が、あの仕事が、、」と周りを理由にして、まさに他者に軸がある自分から「ジブンジク」を持った自分へと変わることができました。
あと、結果的にモヤモヤがなくなったことも大きいですね!!「このキャリアで大丈夫なのか?」「こういう風に生きていていいのかな?」という不安に駆られることが一切なくなりました。
そういう不安がなくなったことで、仕事でもプライベートでも『真っ直ぐに生きられている』という感覚を持って日々過ごせるようになりました。
あと、大きな変化としては『環境』の変化ですね。ジブンジクに出会ったことで、現在のキャリアアドバイザーの仕事に転職することができました。
実は、今の会社とのご縁は『ジブンジクで言語化したビジョン』でつながったんですよ。企業のビジョンと僕のビジョンが一致したことで採用が決まり、まさに『ビジョンマッチング』を実現することができました。
セッションを受ける前では、絶対にこんな事は起きなかっただろうな、と感じています。
モチベーションの源泉の言語化で感じた『言葉の力』
ジブンジクの「PAST(過去)」を振り返るセッションを通じて、『心も体も成長し続けられている状態』でいることがモチベーションを高い状態を保つ上で大事だという気づきを得ました。
その言語化が出来たからこそ、本を読もう、体を動かそうと意識的に出来るようになりました。
今までは、「何となく必要だな」くらいの感覚で取りんでいたので、結局続かない、それの繰り返しだったんです。
モチベーションが上がる源泉が分かったからこそ、それを意識的に選択することができるようになり、日々の循環がどんどん良くなりました。
『言葉の力』というものをジブンジクで学びましたね。
自分の内なる声を言語化することが、ここまで自分に説得力ある存在として影響をもたらしてくれるとは思ってもいませんでした。
自分の過去の出来事を振り返り、その時の感情や源泉と徹底的に向き合ったからこそ、モチベーションの源泉を言語化することができ、自分を突き動かしてくれる言葉になっているのだと思います。
ジブンジク完成後に出会った「ど真ん中」の人生を生きている感覚
ジブンジクのセッションを終えてからは「ど真ん中」で生きている感覚がありますね。
毎日、「仕事が楽しいんです!」と誰かしらに伝えてるんです(笑)
そんなことは今まで一回も言えなかったですよ。
もちろん転職したばかりなので厳しいと感じることもありますが、それも含めて楽しいと感じながら日々と向き合うことが出来ています。
こう感じるのも、ジブンジクで言語化した「ビジョン」に近づいている感覚があるんからなんです。一歩一歩、ビジョンに近付いている感覚があり、ど真ん中に感じる仕事が出来ているという体感覚があるんです。
僕のとってど真ん中は『曇りがなく、自他共に嘘がない、自分らしい』状態です。まるで、ピッチャーが自分の1番自信のあるストレートをど真ん中に投げられているような感覚ですね。自他共に曇りがなく偽りがなく自分らしくいられるからこそ、ど真ん中で繋がることが出来るというイメージを抱いてます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーをしている時に、クライアントの方から「工藤さんに出会えてよかったです!」と言ってもらえた瞬間に特に感じます。心と心が通じ合う瞬間にタッチできる瞬間にたくさん巡り会えることこそが、僕の中での「ど真ん中」を生きている感覚そのものなんです。
そして、その方々の「ど真ん中」を見つけるお手伝いができる仕事でもあるので、最高の日々を歩めていますね。
同じようにキャリアに悩んでいる方へ
自分の内側の声に真剣に耳を傾けてみてほしいです。
そしてそれを言語化してみてほしいんです。
自分の可能性を信じた上で、自分の言葉で自分のビジョンをつくることにも挑戦してみてほしいです。
誰かに言われた言葉ではなく「自分でつくった言葉で人生を生きる豊かさ」を体感してほしいと思っています。
自分にしか出せない言葉があります。そして自分にしか出せない言葉は自分しか大切に出来ないと思っています。
それが自分の内側からの納得感になり、日々の生活に迷いがなくなることで、自分の人生を生きることにつながると思うので、ぜひとも小さな一歩からチャレンジしてみてほしいですね。
[取材構成編集/文]
鈴木友也
[編集/イラスト]
株式会社ヒトト製作所
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