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所得が高い人が必ずしも幸福ではない。幸福度を上げるには「自己決定」すること

岡村 優介 岡村 優介

こんにちは!
アイデンティティベース代表の岡村です!

 

いきなりですが、質問です。

 

「所得」や「学歴」よりも、
幸福感を上げるものは何だと思いますか?

それは「自己決定」です。

 

「勉強して、いい大学に行き、いい会社に入りなさい。安定して良い給料がもらいなさい。それが幸せです。」というように教えられてきた人は驚いてしまいますよね。

 

今回は自己決定と幸福感に関係について一緒に考えていきます!

 

所得と幸福度は必ずしも相関しない

国連の2020年世界幸福度報告書によると、
日本の主観的幸福度は、158カ国中62位。

自分の幸福度が0から10の10段階で自己評価した結果、日本の平均は5.871。

 

つまり、

日本人の多くは「まあまあ幸せ」程度の幸福度しか感じていないということです。

 

決して「幸福度がとても高い国」とは言えません。

 

そもそも、

幸福度に影響を与えている要因は、所得・学歴・健康・人間関係などと考えられていますが、一般的には特に所得が高ければ幸せって思われがちですよね。

 

ですが、実は1970年前後から、

「所得水準と幸福度が必ずしも相関しない」

ことが指摘され、幸福度研究がより注目されることになりました。

 

では、幸福度や幸福感を上げる要因はなんなのでしょうか?

 

 

自己決定が幸福感に影響を強く与えている

独立行政法人経済産業研究所が、
2018年に国内の男女2万人に対するアンケート調査した結果、このようなことが明らかになりました。

「自己決定」することが、
幸福感に強い影響を与えている

出典:https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/18j026.pdf

 

この調査の内容を詳しく見ていきましょう。

 

幸福感を測る調査方法

約2万人にアンケート

全国の20歳から70歳の男女を対象にアンケートを実施。

(約33,600の回答のうち約20,000の信頼性の高いデータを使用。)

 

所得・学歴・自己決定・健康・人間関係

の5つが、幸福感と相関するについて分析しました。

 

(調査には、オックスフォード式の心理的幸福感(※1)を測る質問を使用)

※1 オックスフォード式心理的幸福度調査

29問のシンプルな質問に「強く同意する」から「まったく同意できない」までの6段階で答えることで、0から6の間で幸福度が数値化される調査。幸福度を測る調査モデルのスタンダードの1つ。

 

自己決定度

自己決定度の評価する方法は、次の3つについて、自分の意思で決めたかどうかを尋ねるアンケートによります。

  • 「中学から高校への進学」
  • 「高校から大学への進学」
  • 「初めての就職」

 

 

所得、学歴の高さよりも自己決定をしてきた人の方が幸福感が高い

所得と幸福感の関係

所得が増加するにつれて幸福感が増加しているものの、1,100万円で頭打ちで、比例していない。

所得が増加すればするほど、幸福感が増加するわけではないことがわかる。

※ 弾力性とは所得によって幸福感の変化率のこと

 

幸福感に影響する要因の比較

また、幸福感に与える影響力を比較すると、

学歴や所得よりも、
「自己決定」
が強い影響を与える

ことがわかりました。

 

 

なぜ、自己決定した人は幸福感が高いのか?

自己決定によって、進路を決定した人は、
自らの判断で努力することで、目的を達成する可能性が高くなる

 

さらに、成果に対しても責任と誇りを持ちやすくなることから
達成感や自尊心により、幸福感が高まる

と考えられます。

 

つまり

自分で決めた大学や会社に入るために努力するので、結果的に学歴や所得が高くなり、達成感や自尊心も高まる

ということが考えられるのです。

 

 

では、具体的に自己決定がどのように幸福感につながるのかケース別で考えていきましょう。

 

 

自己決定が、どう幸福感につながるのか?

「自己決定」せず、失敗した場合

「こうした方がいいよ」と背中を押される
言われた通りに決断する
(自己決定していない)
失敗する「他責」にしてしまう

 

この場合は、必ずと言っていいほど「他責」にしてしまいます。人間は弱い生き物で、大きな失敗であればあるほど、他人の責任にしがちです。

 

もちろん「自責」で捉えられる人もいると思いますが、その場合でも「他人の意思で決断した自分が悪かった。次回からは自らの意思で決断しよう」と考えてしまい、失敗した本当の原因が見えず、反省や学習をすることなく終わってしまいます。

 

「自己決定」せず、成功した場合

誰かから「こうした方がいいよ」と背中を押される決断する
(自己決定していない)

成功するその人の「おかげ」

誰かが背中を押してくれたり、レールを作ってくれた状況で「成功」したときは、その人の「おかげ」になってしまいます。

 

もちろん感謝できることは素晴らしいことですが、

  • 努力したのは自分ではあるが、その人が背中を押してくれたから成功できた
  • その人がいないと成功しなかった

と、これもいい意味での「他責」になってしまいます。

 

この場合は成功したにもかかわらず、自分に対しての自信にそれほど繋がりません。

 

 

「自己決定」して、失敗した場合

自分で決断する
(自己決定する)
失敗する

真の学びを得る

 

自分で決断し「失敗」した時は、この時に「真の学び」になります。自分で決断してやったからこそ、誰の責任にもすることができません。

そのため自責で捉え、次は同じことが起きないように、どうしたらいいのか、失敗から学ぶようになります。

 

 

「自己決定」して、成功した場合

自分で決断する
(自己決定する)
成功する

自信が生まれる

自ら決断し、それを「成功」まで持って行けた時、初めて自信が生まれます。

自分で決めて、成功まで続けられことが自信になります。

やりがいや達成感、次なるチャレンジに対しての希望も湧いてきます。

 

つまり、
「自己決定」を行い、成功した場合のみ、自分の自信が産まれ、「自己決定」を行わなかった場合は、どの場合でも自信が生まれず、幸福感にもつながらないのです。

 

まとめ

「所得」や「学歴」より「自己決定」が幸福感を上げると考えられることがお分かりいただけたと思います。

 

仕事のプロジェクト、これからのキャリアなど、人生において様々な場面で「自己決定」を行う場面が現れます。自己決定をすると、責任もセットで付いてきますが、その分も幸福感もついてくるはずです。

 

最後に現状を認識するための質問です。

ぜひ一度考えてみてください。

 

  • あなたは進路やキャリアの選択で、自らの意思で「自己決定」してきましたか?
  • あなたは日々の業務で、自らの意思で「自己決定」していますか?
  • (失敗が存在しないとしたら)自らの意思で「自己決定」したいことは何ですか?
  • それができたら、あなたにどんな意義がありますか?
  • 今からできる行動はありますか?

 

それでは、

誰もがジブンジクを持ち、人生の主人公として輝きますように!

 

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