会社が倒産!?生涯現役!?『人間の寿命より企業の寿命が短い時代』に必要なこと
こんにちは!
ジブンジク代表の岡村です!
3回に分けて、 今後の時代の流れと『人生の軸』を持つ重要性を伝えていきます。
今回は第二回目、 人間の寿命よりも、企業の寿命のほうが短命化しているということ、今までの当たり前を否定して、新時代に自らのキャリアを切り開いていくことの重要性について書かせていただきます。
ご自身に問いかけながら読み進めていただければ嬉しいです。
連載: 次の時代は『人生の軸』が必要になる3つの理由
Contents
これは、何の数字でしょうか?
下の画像の●と▲について考えてみてください!
さあいかがでしょうか?
●●はわかる人も多いかもしれませんが、
▲▲はなかなかわからないです・・・
気になる、正解は、、、
●●の寿命 = 人間の寿命
▲▲の寿命 = 企業の寿命
つまり、
人間の寿命 = 100年
企業の寿命 = 23.9年
人間の寿命はどんどん伸びて100年時代に到達しようかいうのに対して、企業の寿命は23.9年。
これがどういうことを意味するか、またそんな時代にどういったマインドを持って生きればいいのか、客観的データを用いながら解説していけたらと思います。
人生100年時代が来る
厚生労働省から「人生100年時代」と発表があり、その時代が来ることをご存知の方も多いかと思います。
ちなみに現在の日本人の平均寿命ですが、
- 男性81.25歳
- 女性は87.32歳
で過去最高を更新しています。(2018年)
参考:厚生労働省 簡易生命表(2019年7月30日 公表)
「人生の折り返しは何歳ですか?」
と聞くと、
「40歳前後かなぁ〜」
と認識している人も多くいると思います。
しかしながら今後の日本は寿命が伸び続け、100歳まで生きる時代が来ます。
「人生の折り返しは50歳前後」になるということです。
厚生労働省によると、人生100年時代はこうなる!
以下が厚生労働省は発表している「人生100年時代」の概要です。
人生100年時代について
ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
100年という長い期間をより充実したものにするためには、幼児教育から小・中・高等学校教育、大学教育、更には社会人の学び直しに至るまで、生涯にわたる学習が重要です。
人生100年時代に、高齢者から若者まで、全ての国民に活躍の場があり、全ての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要な課題となっています。
出典:厚生労働省
わかりやすくいうと、
- 日本の平均寿命が100年になりますよ〜
- 長生きするようになりますよ〜
- 何度も学び直し、学習が重要ですよ〜
- 高齢者になっても活躍してくださいね〜
という内容です。
長寿化で生涯現役になる時代
これはあくまで仮説ですが、
長寿化になり、定年後も30年〜40年の人生がある
→定年が先延ばしになり、生涯現役の時代も来るかも
これからは、働き方・生き方が多様化する
→企業に勤め続ける人もいれば、フリーランスとして独立する人、ノマドワーカーなども
余談ですが、シニア起業は30年前の4倍になっています。
30年前の1982年は「8.1%」でしたが、2012年には「32.4%」に増えているITの発展も踏まえて、シニア起業も増加するかもですね・・・
新たな『生涯発達の時代』に生きる
→人は生きている限り、死ぬ日まで、活躍できる状態を維持し続けるために、生涯にわたり成長・学び続けることが大事
寿命が延びるということは、今までの常識に囚われず、生き方を大きく変えていく必要があるということです!
つまりは
生涯キャリアをどう生きるかを考えることがめちゃくちゃ重要になってきます。
逆に企業の寿命は、短命化している
企業の平均寿命は23.9年。
まず最初に伝えたいことは、
人間の寿命よりも、企業の寿命のほうが短い
人間の平均寿命の推移
人間の平均寿命は10年ごとに、2~3年延びていて、2007年に生まれた子供は107歳まで生きるそうです!
企業に平均寿命
それに比べて、企業の寿命は短くなりつつあります。
アメリカのS&P500社に限っていうと、
100年前の1920年代の企業の平均寿命は67年もあったにも関わらず、2017年には平均寿命は15年となっています。
約1/4になっていることがわかります。
要するに、
人間の寿命は伸び続ける一方で、企業の寿命が短命化している。
生涯同じ会社で働き続けることが難しい時代
今までの当たり前は、
- 生涯雇用の保証
- 年功序列で昇進昇格
でしたが、これからは企業の寿命の方が短いため、
- 生涯、同じ会社に勤め続けることが難しい
つまり、お伝えしたいことは、
特定の企業や組織に依存した生き方をし続けることが、リスキーであるということ。
だからこそ、
自らのキャリアを考え、自ら学習し、能力を開発していくことが大事になってきます。
出典:東京商工リサーチ
3分割人生からマルチ人生へ
これまでの当たり前は、3分割人生でした。
3分割人生とは?
① 教育(勉強ばかり)
▼
② 仕事(仕事ばかり)
▼
③ 老後(暇ばかり)
これからはマルチ人生になります。
マルチ人生で重要なことは下記の通り
- 経験、知識、スキルの陳腐化:
何度も「学びなおし」が必要 - 予測できない環境変化:
新たなキャリア開発、キャリアデザイン - キャリアサバイバル:
環境変化、環境ニーズに適応する
「組織内キャリア」から「生涯キャリア」への転換
- 会社でどのようにキャリアアップするかよりも、社会でどのように生きたいか
- 生涯にわたり「自分をどう活かすか」を計画する
- 「何年生きたか」より「どう生きたのか」内容と質が問われる
今までの当たり前を否定して、新たな当たり前は何になるかを考えて、
自らのキャリアを切り開いていくことの重要性に気づいてもらえたら嬉しいです。
ポイント
最後に質問を準備しました。
少しで良いので、時間をとって、自身と向き合ってください。
- もしも、今の会社が倒産したとしたら、次のキャリアはどうしますか?
- どのような仕事ができますか?
- 価値貢献できる、職能(スキル)はありますか?
- それは腹の底から、自分が生きたいと、言える人生でしょうか?
- 人生100年時代。本当に生きたい人生を生きるために、必要なことは何でしょうか?
より良い人生を生きるために、
今から、できることはありますか?
まとめ
人生100年時代、今までとどう変わるのか、どう生きるのか、少しで良いので、考えるきっかけ、行動を変えるきっかけを掴み取っていただけたら嬉しいです。
次回は、「今後の時代の流れと『人生の軸』を持つ重要性」の最後、
自分の人生、どうしたいのかをしっかり認識し展望を持っていること「キャリアオーナーシップ」についてです。
では、また次回!
誰もがジブンジクを持ち、人生の主人公として輝きますように!
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